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ぼくは出っ歯で、口を閉じるのにも苦労するほどで、発音も息がもれるような感じがして、以前から歯列矯正をしたいとは思っていたのです。しかし、矯正中の子どもたちを見ると、前歯が金具でギラギラ光っています。職業柄、人前に出ることが多いので、あんなに目立つものをつけるのかと思うと、どうしても二の足を踏んでしまいます。
そんなとき、ラジオでメデントの先生がセラミック製の白い金具(?)があるとおっしゃっていたのを耳にしたのです。金属じゃないから金具とはいわないですよね。さっそくインターネットでメデントのことを調べ、訪れてみました。
セラミック製の留め具などを見せてもらったところ、本当に歯のような色なんです。これなら自分の歯と同調して目立たないだろうと思い、その場で歯列矯正を決断。まずは精密検査から始まりました。顔写真、口の写真のほか、型を取ったり、レントゲンを撮ったり…。想像していた以上に、いろいろな検査が必要なんですね。
翌週、上顎の歯に留め具がついてワイヤーが入りました。最初はやはりうっとうしくて気になります。慣れるのに二週間くらいはかかったのではないでしょうか。上が慣れてきたころ、下にも矯正装置が入りました。実際には下顎のほうから先に矯正が進んでいきます。上顎に移ってから横の歯を一本ずつ抜き、上顎の前歯を同時に後退させるということで、かなり硬いワイヤーが入りました。結局、全部の歯がきれいに並び終わるまでに二年近くかかりました。
矯正装置を外した後、歯の裏側で歯同士を固定してもらっています。そうしないと後戻りしてしまうのだそうです。歯並びがきれいになると、今度はそれをキープしたいという意識が強くなり、毎月欠かさずアフターケアに通っています。アフターケアの際には、後戻りがないかチェックした後、歯をきれいに磨いてくれるので、虫歯の心配もなく安心して生活できます。歯並びがきれいなのは、自分で見ていても気分がいいものです。おかげさまで発音するときの息がもれる感じもなくなり、講義もスムーズにできるようになりました。
●矯正していることを人に知られずにすむ舌側矯正
歯列矯正中に装置が見えては困るという方は、歯の裏側(舌側)から歯列矯正を行うことができます。外側からはブラケットがまったく見えないため、矯正していることを人にまったく気づかれずにすみます。モデルやタレントはもちろん、営業職など人と接する機会が多い職業の方にとっては、これが何よりも魅力のようです。
治療効果、治療期間は前から行う普通の歯列矯正と変わりませんが、慣れるまで多少の違和感や不自由さを感じるかもしれません。内側に装置が入るため、最初は舌を刺激して話しにくくなります。しかし、たいていは一カ月ほどで慣れるため、支障なく話せるようになります。
また、最初は上の前歯の裏側に装着したブラケット(金具)が下の前歯にあたるため、前歯でしかめなくなってしまうこともあります。これも慣れてくれば徐々に全体でめるようになります。このことは逆にみ合わせを持ち上げる効果があるので、顎関節が弱い人にとってはよい結果となります。
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