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ゲストの声〜上顎の空洞処理を経て、不可能と言われたインプラントが実現!〜
富山県富山市 60歳 会社役員
 
上顎の両方の奥歯が入れ歯だったんです。インプラントのことを知り、私もできれば据え付けのいいきれいな歯にしたいと思い、主治医の歯医者さんに相談しました。
 ところがレントゲンを撮ったら、上顎の歯が溶けていて、インプラントはできないと言われてしまったのです。それでもその先生は、「メデントのグループの先生ならできるかもしれないよ」と言ってくださり、黒部市の歯医者さんを紹介してくれました。
 黒部市の先生にレントゲンを持って行って、診断してもらいました。上顎の中にはだれでも空洞があり、その空洞までの十分な距離がないとインプラントは難しいと言われて、紹介してくださった先生と同じ意見でした。でもウインドウテクニックという空洞内の骨の造成手術を行うと、私のようなケースでもインプラントが立って、据え付けの歯が入るということも説明してくださいました。
 なんだか大手術のようで、怖かったのですが、黒部市まで一時間もかけて来ているので、エイッと思い切って治療を受けることにしました。手術中は寝ていたようで、わかりませんでしたが、先生の「終わりましたよ」という声で眼が覚めました。手術の翌々日に少しはれた程度で、大きな苦痛なくすみました。六カ月後にきれいな歯が入って、入れ歯と違って、とても快適です。同じ会社を経営する主人がうらやましがって、今は主人が黒部市まで通っています。
◆下歯槽管側方移動術(図9)
   
 下顎に骨吸収が生じている場合も、そのままではインプラントを植立することはできません。下顎には下歯槽管という管が通っていて、その中には太い血管や神経が入っています。
 何らかの理由で下顎の歯を失って、長期間放置したままであったり、あるいは歯周病などで病的骨吸収が生じると、インプラントを立てるべき歯槽骨を失い、下歯槽管がじゃまして、インプラントを植立できなくなります。その場合は下歯槽管に沿って、横方向の骨を取り除き、中の血管と神経を露出させます。それらを管から慎重に剥離して管から取り出して、いったん横によけておきます。
 こうすることで、インプラント植立を妨げるものはなくなりますから、普通にインプラント植立術を行います。そして血管と神経をもとに戻しておくのです。これを下歯槽管側方移動術といい、熟練したテクニックが要求されます。一般歯科医院ではまずできないと言っていいでしょう。