"歯列矯正をやりたいんですが、針金が見えるのが職業上許されないんです。"
(舌側矯正) |
23歳、女性、スチュワーデス、東京在住
本人:私、ある航空会社の客室乗務員なんです。まだなって2年で、いままでは国内線で乗務してきたんですけど、来年ぐらいから国際線のフライトアテンダントとして勤務することになりそうなんです。
小さい頃に矯正してたんですけど、また歯並びがでこぼこになってしまって、外国のお客様に接する時に恥ずかしいと思うんです。会社では歯の外側に矯正の装置が出るのはいけないんですけど、内側からだったらいいそうなんです。
それで実家が西尾市なので、できれば名古屋で治療を受けたいと思って、雑誌にここがでていたので相談に来たんです。
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伊藤:舌側矯正の適応である。小さい頃に歯列矯正をおこなってきれいな歯並びになっても、思春期になって親知らずが生えてきたりすると、ふたたび後戻りしてしまうことがよくある。
この方の場合は1年の治療期間が許されるので、各々の歯をスレンダー化して(歯を0.5mmぐらいずつ細身にする)、歯の配列のためのスペースを作った。
舌側矯正であるが、神経質な方には異物感が強く向かない。1ヶ月間は非常に話しずらく、それを過ぎると慣れてしまうが、1ヶ月の辛抱が出来ない人は最初からやらないほうがよい。
また費用も外側から矯正するのに比べて1.5倍高額になる。非常に手間がかかるのである。
この方は1ヶ月の間は機内アナウンスの役割からはずしてもらった。しかし人が聞くとそう変な発音になるわけではないので,要は自分の気の持ちようである。
1年間で美しい歯並びにすることに成功した。固定も裏側から行なった。
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| ▲舌側矯正装置の概観図 |
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本人:最初、先生からしばらく話しにくいよっておどされていましたが、たしかに最初の2週間はつらかったです。
話しにくいのもそうですけど、上の前歯の裏側についている留め金に下の前歯が咬んで噛み合わせが上がるため、前歯だけでしか咬めないんです。しばらくは食べにくかったです。でも2週間したら慣れて、お客さまとのお話も普通
にできるようになりました。
約1年できれいな歯並びに戻りました。やはり治療してよかったです。笑顔に自身が持てるようになりましたから。もうすぐ国際線フライトにシフトします。大変だって聞いてますけど、楽しみです。 |