〜 インプラント手術は寝ている間に痛くなく終わってしまいます。 〜

 更新日03/03/04
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Dental Results
インプラント治療の実際
〜審美治療実例6〜
"差し歯にすると神経を取るから歯の寿命が短くなるって言うし、
   長い間にははぐきが黒ずんでくるのも心配です。"
(精密根管治療、白金加金コア、セラモメタルコア)
34歳、女性、薬剤師、愛知県豊田市在住
本人:私は、上顎の前歯中央の2本の歯の外側が前に出て、中央が内側に入って、両方の歯が対称的に捩じれているんです。かなりひどいので治療するとなると差し歯かなと思うんです。
近所の歯科医は神経を取らないといけないとおっしゃるんですけど不安なので相談に参りました。
神経を取ると歯の寿命が短くなるということはよく耳にしますし、長い間にへりのところが黒ずんでくるともいいます。歯のことは自分ではかなり気になっていて、あまり歯を露出するような笑い方はできません。

伊藤:オールセラミッククラウンなどをかぶせる場合に歯髄(歯の中の軟組織、もちろん神経組織も含むが、血管や結合組織も入っている)の除去が絶対必要なわけではない。
しかし、歯の位 置、傾きやねじれ等を大きく変更する場合は歯髄除去(抜髄)が必要になることも事実である。
歯髄は歯を栄養する組織なので、抜髄すると歯の栄養源がなくなることになる。しかし感染を起こさないような精密な歯髄処置を行うと歯は何十年と持つことが知られている。この場合歯の硬組織は歯周組織を介して栄養される。
歯の基礎治療が非常に重要なファクターである。抜髄する場合は、歯根の先端まで過不足無く除去しなくてはならない。抜髄してできた空間は、完全に密封しなくてはならない。差し歯というのはこの空間の上部に冠の支持を求める方法である。したがって冠の基礎部分がここに挿入されることになる。
セラミックでは折れやすい。ゴールドでは曲がりやすい。貴金属以外の合金では金属イオンが溶出して歯や歯肉が着色したり、歯を腐食したりする。最も良いのはゴールドにプラチナを混ぜて硬さを強化した白金加金である。歯根から上に突出した部分にオールセラミック冠などをかぶせるのだが、より透明感の高いきれいな出来映えが要求される場合には、白金加金の、歯根から上に露出する部分だけに白いセラミックを焼きつけて、その上に透明感の高いセラミック冠をかぶせる。
オールセラミッククラウンの審美性と耐久性を両立するためにはこのような基礎治療が必須と言える。

▲中切歯翼状ねん転   ▲オールセラミッククラウン治療後
本人:いろいろ説明を聞いて安心しました。私としては、このままの歯ではいやなので先生のすすめる治療を受けることにしました。相談の段階で先生が絵に書いて下さったコンテを見ると、精密根管治療,白金加金セラモメタルコア、オールセラミッククラウンと図示してあります。
このとうりに治療が進んでいったことが今理解できます。中央の2本を正しく並べるためにはスペースが不足しており、両隣の歯の中央寄りの面を0.5mmづつ細身にしました。絵にはスレンダー化と書いてあります。それでも実際はスペースが足りず、細身の歯が入ったんですが、先生が形を工夫して下さって、太く錯覚するような形状にしてもらいました。100%満足っていうわけではありませんが、ずいぶん気持ちの上でも楽になったと思います。人前で笑えるようになっただけでも審美歯科治療を受けた価値があると思います。
1ヶ月に1度アフターケアに行くんですけど、治したところはいつもきれいなままなんですが、歯垢の染め出しをしてもらうと結構磨き残している部分があるんです。歯垢は単なる歯の垢ではなくて、細菌の集積した物です。だからそういう部分から歯が悪くなっていくのだと思います。
1ヶ月に1度歯をつるつるに磨き上げてもらうのは気持ちの良いものです。良いシステムだと感じています。
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