〜 インプラント手術は寝ている間に痛くなく終わってしまいます。 〜

 
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インプラント治療の実際
〜インプラントの実例8〜
"死ぬ前に、1度はインプラントをやってみたい"
80歳、男性、弁護士事務所所長、名古屋市在住
本人:伊藤先生の父上には40年来歯を見てもらってきたが、私も今年で80歳、彼の父上も80歳である。死ぬ前に1度はインプラントというものをやっておもいきり食いまくってぽっくり行くのが私の望みである。
父上の紹介で伊藤先生と会った。44歳で私の息子と同年である。こんな若造で大丈夫かなと思ったが、考えてみれば私も事務所を息子にまかせているのである。
とにかく餅は餅屋なんだから何でも食べれるようにしてくれれば文句はいわんとそう言ってやった。

伊藤:本人は高齢であるが、社会的活動性は高い。しかし心筋梗塞の既往があり、冠血管の形成術を受けていた。このような方には、手術中の循環動態を適切に維持することが最も重要なことであるし、傷ついた心筋に感染を起こさせないような特別な配慮が必要である。
病院の主治医と連絡をとったところそのような配慮をすれば大丈夫でしょうとの意見であった。安全上、最小限のインプラントで最大の効果 をあげることが望まれる。下顎には2本のインプラント、上顎には4本のインプラントを植立し、それを鉄棒のように貴金属のバーで連結して、総入れ歯を固定する方法を考えた。インプラントにカチッと止まって決して落ちたり浮き上がったりしない入れ歯を作製した。
上顎にインプラントを4本埋入してそれらをバー固定したものに入れ歯をはめ込んだ状態
▲上顎にインプラントを4本植立 ▲インプラント間を連結します ▲義歯を固定します
本人:なんだか知らんどるうちに手術は終わってしまったし、入れ歯もパチッとはまって気持ちがいい。全然入れ歯が動かんでねえ。今までの入れ歯は天井が樹脂で被われておって何か味がよう分からんかったが、こんどのは天井になんにもないので気分がええ。
いままでは年寄り向きのべちゃべちゃしたようなものを嫁に食べさせられておったが、今は何でも食べる。まだ10年はいけそうだ。
しかし科学の進歩というのは恐ろしいもので、やっぱり若い者に任せないかんのかのう。
家内と相談して、来年、事務所は息子に任せ、飛鳥で世界1周に挑戦することにした。
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